東京唯一の路面電車!
東京都内で唯一の路面電車路線といえば、都電荒川線(*≧∪≦)
明治44年(1911年)に、ローカル私鉄会社・王子電気鉄道によって開業。現在は、東京都交通局が管理しています。
日光街道の三ノ輪橋(みのわばし)駅から、新宿・西早稲田(にしわせだ)地区にある早稲田駅までを結んでいます
高崎・信越本線や京浜東北線との乗換駅である王寺駅前停留所から、飛鳥山(あすかやま)駅までは、路面併用軌道を兼ねた急こう配区間があり、撮影スポットとして有名です
また、運賃は全区間で、ICカード料金168円均一とお得です
7000形電車。
もともとは、昭和29年から同31年まで量産された、釣りかけ駆動の通勤電車です。
昭和52年に現在の姿へと改修され、平成28年にはVVVFインバータ制御・完全バリアフリー仕様の7700形へと生まれ変わりました
レトロでスタイリッシュなデザインが自慢です(*≧∪≦)
7000形の車内。
座席配置はセミクロスシート式。
運転は、マスターコントロールハンドルとブレーキ指令バルブの2ハンドル式です。
モケットはレトロで高級感あるデザインです(*≧∪≦)
9000形。
平成18年春に初デビューした、インバータ制御・WNドライブ式の新型通勤電車です。
開業当初から活躍していた木造・非冷房型路面通勤電車がモチーフの、おしゃれでかわいらしい車体です(*≧∪≦)
8500形。
老朽化した旧型車両を置き換える為、平成2年に初デビュー。
それ以降、平成5年までアルナ車両で量産されました。
東京都電のカラーリングを現在も残している数少ない車両です
8900形。
荒川線では最も新しい車両で、車体は平成27年式。
回生ブレーキシステムを採用し、モーターはインバータ制御式で、完全バリアフリー仕様
スタイリッシュなデザインが自慢です
8800形。
平成21年式で、秋葉原の鉄道居酒屋「Little TGV」さん開業時と同世代の車両です(*≧∪≦)
VVVFインバータ制御・WNドライブ式で、様々な車体色のカラーリングがかわいい車両です
飛鳥山停留所付近の急こう配区間を上る、9000形。
最新式の走行機器を搭載しておりながら、レトロな外見のこの車両による飛鳥山登りは必見です
明治の時代に思いを馳せて、ゆっくり路面電車で東京巡り(^^♪
今年はオリンピックが開催されることもあり、ますます多くの観光客の方々も訪問されることでしょう
ガンバレ、東京都電荒川線
◆おまけ
忘れてしまいましたが、荒川車庫前停留所の「都電思い出広場」には、現在も5500形電車が展示されています
車体は昭和28年式で、アメリカにある車両工場から取得したライセンスで製造されました。
かわいい猫バスのような外見がレトロ
この日は閉鎖されていましたが、休日には開放されるそうです(*≧∪≦)
また覗いてみたいですね
今回ご紹介した車両の一つです(^^♪
荒川線開業の経緯もこの著書にちらっと乗ってます